先月は心をまっ直ぐにして生活できたでしょうか?
それでは10月の神様のコトノハです。
「孔子九思(こうしのきゅうし)」
意味=1、視るときは、本質を見抜くよう心掛ける。
2、意見を聞くときは、よく聞き分けるように心掛ける。
3、顔つきはいつも温和であるように心掛ける。
4、振る舞いは、うやうやしくするよう心掛ける。
5、言葉は誠実を心掛ける。
6、疑わしいことは、よく質問することを心掛ける。
7、行動は慎重であるよう心掛ける。
8、立つときは、後で災難が起こらないように心掛ける。
9、利益を前にしたときは、すぐ飛びつかず、その利が義にかなった
ものであるかどうかをよく考えるよう心掛ける。
「交際の奥の手は、至誠である」~渋沢栄一~
意味=世の中はいろいろなタイプの人たちがいるので、一貫した対応で
全て通じるとは限らない。どのように手を尽くしても話が通じない場合もあります。
そんなときに万に通じる奥の手こそが「至誠」。すなわち誠の心を持って
ひたすらに尽くせば、人ならば必ず動きます。
もし自分を不器用だと評するならば、「至誠」をつねに心掛けてください。
あらゆる道を開くことが出来るものです。
「スランプは大切です。そこに陥らないと人は自分を本気で直そうとしないから」
~室伏広治~
意味=人はそれぞれ自分の能力があり、ある程度のことは他人に教えを受けなくても
なんとか出来るものです。しかしそれは我流であり、そこまでが限界なのです。
人生のスランプに陥ったとき、人は愕然としてあきらめてしまうこともありますが、
実はそんなスランプのときこそが、人生のチャンスなのです。
これまでの自分を見直し、自身の悪いところと向き合うことで、
もう一歩先の、一皮むけた自分になれるのです。
きっとその自分は内面外面共に、これまでの自分より輝かしくすばらしい人になり、
他人にも伝わるほどの眩しいオーラを発しているはずです。
そこが人生の、大きな分かれ道なのです。
いかがですか?今月のコトノハは?
この神様のコトノハを心に置いて、
こころを浄く明るく正しく直くして生きられる糧にしてください。
宮司 再拝