先月は心をまっ直ぐにして生活できたでしょうか?
それでは8月の神様のコトノハです。
「度徳量力(たくとくりょうりき)」
意味=自分の徳を量り、信望や力量を確かめ、ことに当たる。
厳しい自己診断は必要ですが、それは時に裁量を狭めてしまい、ほどほどの結果しか得られないかも知れません。大きな結果を得るためには、自分が手を広げたところから、ほんの僅かに頑張って伸ばした先にあるものと思い必死になるものです。でも自分の力を過信して伸ばしすぎてしまうと、失敗に終わることもあります。だからこそ自己診断の基準は、自分の徳を量ることです。それならば必ず、確かで大きな結果に繋がります。他からの信頼度合いと、自分の力量を合わせて判断していきましょう。きっと驚きの良き結果に繋がるはずです。
「一家は習慣の学校なり。父母は習慣の教師なり。」~福沢諭吉~
意味=親の背中を見て子は育つ。ということです。家族は社会に出る前の《小社会》です。ほんの僅かな言葉遣いも態度も、良いことも悪いことも、ルールを覚えるのは家庭だし、教えるのは父母の行動と言葉です。自分のご家庭を省みてください。
「面白き 事もなき世を面白く すみなすものは心なりけり」~高杉晋作~
意味=面白かろうと面白くなかろうと、その状況を楽しみなさい。それを決めるのは自分の心次第なのだから。
人は望む望まないにかかわらず、いろいろな状況に突然遭遇する。日々刻々と変化する状況が人生ならば、どのような状況でも楽しんだものが勝ちである。自分の力で変えられるものは努力して変えて、努力ではどうにも出来ないものは神仏に祈り状況を楽しんで虎視眈々とその時を待つ。己の心がしっかりしているのなら、自分自身の本質が不本意に変えられることはないのだ。
いかがですか?今月のコトノハは?
この神様のコトノハを心に置いて、
こころを浄く明るく正しく直くして生きられる糧にしてください。
宮司 再拝