先月は心をまっ直ぐにして生活できたでしょうか?
それでは12月の神様のコトノハです。
「遠慮近憂(えんりょきんゆう)」
意味=遠い将来のことまで見通した深い考えをもたないでいると、必ず手近なところに身にさし迫った心配事が起こること。
「遠慮」は先々まで見通した深い考え、配慮のこと。「近憂」は身近に迫った心配事の意。
何でも、すぐ目の前のことだけで物事を判断すると、遠い将来が大変なことになる。だから「今、この言動をすることで、その先に起こる現象」というものを考えるべきである。軽々に判断せず、ひとつひとつに向き合って、しっかりと行動を起こすことが大切なのです。
「志を立てて もって 万事の源とす」~吉田松陰~
意味=何事も志がなければならない。志がすべての源になる。筋を通したり、大きな展望を抱いたり、なにかのバックボーンがあって、はじめて多くの人を頷かせることができる。軽いノリやレスポンスの良さだけでは、一過性ののものに過ぎず流れていってしまう。志あっての人生だと考えましょう。
「小さなことを守れないやつに、大きな仕事などできるはずがない。」~見城徹(幻冬舎の創業者)
意味=小さなことを疎かにしてはいけない。その積み重ねこそが大きな仕事になっていくのだから。まずは、身の回りの小さなことを見直して反省しましょう。それが出来る時間をとりましょう。
いかがですか?今月のコトノハは?
この神様のコトノハを心に置いて、
こころを浄く明るく正しく直くして生きられる糧にしてください。
宮司 再拝