6月の神様のコトノハ
先月は心をまっ直ぐにして生活できたでしょうか?
それでは6月の神様のコトノハです。
「益者三友(えきしゃさんゆう)」~論語~
意味=友人を選ぶときの心得。友を持つなら有益な友を持てと、孔子が説いた言葉。交際して有益な三種の友人は、正直な人・誠実な人・博識な人であるという。友は選びましょう。その権利は誰にでもあるのだから。
「この世で生きていくということは、損得勘定じゃない」~山本周五郎~
意味=自分に得が有るか無いかを基本に、自分の行動を決めていくことは、自分も同様に損得勘定だけで扱われてしまうということにもなる。時には損を取り、時には得をとるという判断基準は間違っていないけれど、損得という計算だけではなく自分の感情という気持が行動原理になることもあって良いのだ。喜びや悲しみや労りという、他人を組み入れた判断をすることも、とても大切なことがある。気持も大切にしよう。
「自らに誠実でない人間は、他人から重んじられる資格はない」~アインシュタイン~
意味=自分に誠実でなければならない。何時でも自分の心と向き合って、いろいろな判断をしていく人間こそが、他人にも重んじられる人間としてふさわしいのだ。嘘ばかりついている人間はダメです。他人の話を聞かず、自分にしか従わない人間もダメです。大切なことは自分を誤魔化さないことです。いつも自分を強く通すことではなく、自分の本音と向き合ってどう判断していくかをやっていくことが大切なのです。それを実践していく為には、神社にお詣りを続け神様に手を合わせることが一番良いです。神様に手を合わせている間に、良いことも悪いことも神様にお話ししてください。そうすればどうしたら良いのか、自分の本音は何なのかが見えてくるはずですよ。
いかがですか?今月のコトノハは?
この神様のコトノハを心に置いて、
こころを浄く明るく正しく直くして生きられる糧にしてください。
宮司 再拝