10月の神様のコトノハ
先月は心をまっ直ぐにして生活できたでしょうか?
それでは10月の神様のコトノハです。
「胸中成竹(きょうちゅうせいちく)」
意味=竹を描くときに、まず竹の構図を頭に思い描いてから一気に筆を運びます。物事をはじめるときには、計画を立てて全体図を思い描いてみましょう。その描いた姿が美しく素晴らしいものなら、きっと成し遂げることも美しく素晴らしいものに近づけるでしょう。しかし思い描くこともせずに、勢いだけで物事をはじめたのではどのようになるか判りません。まず計画を立てる段階で、【思い描くことができること】をやっていくことが大切なのです。
「心配事の大半は取り越し苦労だ」~藤村正宏~
意味=人生を歩む上で出てくる心配事の大半は、実際には起こらないことだ。何かを行うときにできない理由を考えるより、できる手段を考えよう。先ずやろうと考え、やるために必要なことを調べて計画を立て、不足を補う工夫をし、実践していくことが成功の秘訣です。障害が沢山あるからできないではなく、どうしたら障害を乗り越えて目的を果たせるかを考えましょう。
「整理しきれない思いや考えは、未来のじぶんの素になる」 ~ 糸井重里~
意味=現時点でモワモワとしたモノは今の自分の尺度では測れないかもしれないが、そのモワモワを解決しようと努力することで未来が切り開ける。だから今の自分が解決できないことは、諦めたり捨てずに大切にとって置いた方が良い。思いは無駄になることは無いのだから。
いかがですか?今月のコトノハは?
この神様のコトノハを心に置いて、
こころを浄く明るく正しく直くして生きられる糧にしてください。
宮司 再拝