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6月の神様のコトノハ

先月は心をまっ直ぐにして生活できたでしょうか?
それでは6月の神様のコトノハです。

「切切偲偲(せつせつしし)」
意味=ねんごろに、事細かに善を勧め励ますこと。神道は神様の教えに自分を寄せて、より良い自分になろうとする道です。絶対の正義でもなければ、従わないと罰が下されるものでもなければ、一言一句一挙手一投足間違えてはいけないものでもありません。でも、その教えを時間を掛けて自分に染みこませ、呼吸をするが如く当たり前のことになってゆけば、道は太く歩きやすいものだと理解することができ、自然立派な人として世間に認められ頼られる存在となり、自身は勿論家族親族まで立派だと褒められるようになります。神社の神様が指し示す「神随の道(かんながらのみち)」を、一生掛けて歩いて行きましょう。

「幸も不幸もない、考え方でどうにでもなる。」~シェイクスピア~
意味=幸せと不幸の境目は何なのか、誰にも定義できません。自分自身を冷静に俯瞰して、今の自分で幸せなのか?それとも不幸なのか?を、しっかり判断してみてください。いきがって目の前の楽しみを続けるだけで幸せなのか?貧乏だから不幸なのか?自分だけが幸せを感じられれば幸せなのか?他人に後ろ指指されるようなことになっていないのか?自分の心の声を聞いて、他人からの見た目も踏まえて、幸せ不幸せを考えながら、幸せに近づいていきましょう。

「最も重要なことから始めよ。」~ピータードラッカー~
意味=最も重要なことは、最も手間と時間のかかることです。丁寧に迅速に処理しましょう。大変のことほど後回しにしがちですが、結果を出せる人は先ず重要案件から手を着けていきます。何時でも出来ることや、すぐにやらなくても良いことは、後でやれば良いのです。物事に順番を着けて、大切なことを逃さないように行っていくことを心掛けてください。

いかがですか?今月のコトノハは?
この神様のコトノハを心に置いて、
こころを浄く明るく正しく直くして生きられる糧にしてください。
宮司 再拝