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9月の神様のコトノハ

先月は心をまっ直ぐにして生活できたでしょうか?
それでは9月の神様のコトノハです。

「尺山寸水(しゃくざんすんすい)」
意味=目線を高くすれば、人生や世の中の物事はとても小さいものだと思える。
人は転ばないように注意するために、下を向いてしまうことが多い。でも、目線を上げて見てみよう。違う景色が見えてくるはずだ。そして厭なことがあったときには、高い場所に目線を置いて物事を考えよう。きっと大きな心で受け入れることが出来るはずだ。勝ち負けの基準はどこにもないのだから、卑屈にならずしっかり歩いて行こう。

「「そんなことできるわけがない」と他人に言う人は、コツコツとそれに励む人に脱帽することになる。」~ナポレオン・ヒル~
意味=出来ない理由を探すより、出来るように努力しよう。人は楽をしたいので、物事が出来ない理由を探してやらないことがあります。目的達成より、労を惜しんでしまうということです。しかしそれでは本当の目的を達成できず、中途半端で何事も終わってしまいます。目的を決めたら目的達成のために、ありとあらゆる道を探るのです。出来ない理由を探し始めた途端に、目的達成は雲の彼方に遠のきます。道を探る努力を惜しまなければ、どんな目標でも達成することが出来るでしょう。

「晴れてよし曇りてもよし富士の山 元の姿は変わらざりけり」~山岡鉄舟~
意味=人生晴れた日も曇りの日もある。雪の日も嵐の日もある。でも周りが変わっただけで、元々の自分自身は少しも変わってないことに気がついて欲しい。自分がしっかりしていれば良いのだ。いつか状況は変化して、快晴の素晴らしい日になるだろう。また、その日によって風景が変わる富士山も、富士山自身は全く変わってはいない。他人かどう見られていても、自分自身が誇れる素晴らしい姿があればそれで良いのだ。他人からどう見られるかではなく、自分自身に誇りを持てるように鍛錬しよう。

いかがですか?今月のコトノハは?
この神様のコトノハを心に置いて、
こころを浄く明るく正しく直くして生きられる糧にしてください。
宮司 再拝