9月の神様のコトノハ
先月は心をまっ直ぐにして生活できたでしょうか?
それでは9月の神様のコトノハです。
「嘉言善行(かげんぜんこう)」
意味=善い言葉と立派な行い。そのようにふるまうことを指して言います。自分の言葉や行いは、いろいろな意味で他人に影響を与えます。自分が善い言葉や行いを心がけていけば、周りの他人もそんな人たちが集まってきます。まず自分からの思いで実践してみましょう。
「一生懸命やればいいことがあると思ってた」~第73代横綱照ノ富士~
意味=横綱をしめた照ノ富士は、モンゴルから日本に渡り力士として活躍しましたが、2025年に現役を引退しました。かつてはけがや病気の影響で序二段まで格下げされたこともありましたが、翌年幕内に復帰して終には横綱まで上り詰めることができました。満身創痍からの努力と精神力で土俵に立ち続けた姿は、多くの相撲ファンの心をつかみました。
「力不足だからできないと思ってはいけない」~上杉鷹山~
意味=上杉鷹山公は上杉謙信公から数えて10代目の米沢藩藩主です。幼いころより神童の名声高くありましたが、他藩から養子として来たため、最初は藩士たちに受け入れてもらえないこともありました。しかし良識ある家臣たちの助けにより、その才を発揮して米沢藩を改革することに成功しました。改革の成功と並大抵ではない努力が諸藩に知れ渡り、同時代の松平定信をはじめ多くの大名の信頼を得た人物です。
いかがですか?今月のコトノハは?
この神様のコトノハを心に置いて、
こころを浄く明るく正しく直くして生きられる糧にしてください。
宮司 再拝